<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 秦州雜詩二十首 四>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 秦州（しんしう）雑詩（ざっし）二十首（にじつしゅ）　其（そ）の四（し）>
<BookPage: 363-367>
<UsedPage: 5>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
鼓角緣邊郡，
川原欲夜時。
秋聽殷地發，
風散入雲悲。
抱葉寒蟬靜，
歸來獨鳥遲。
萬方聲一概，
吾道竟何之。
<End Poem>
<Translation>
陣太鼓や角笛の音がひびきわたる辺境一帯。川をはさむ荒野に暮色のせまる今この時。
秋の大気の中で耳を澄ませば、それらの音は大地を離がせてわき起こり、やがて風に吹き流されて、雲のあわいに悲しく消えてゆく。
木の葉にしがみついている秋せみは鳴こうともせず、山のねぐらへ帰る一羽の鳥はゆうゆうと飛び去ってゆく。
今の世はどこもかしこも鼓角の音ばかり。私の道は結局どこへつづいているのだろう。
<End Translation>
<Formatted Translation>
陣太鼓や角笛の音がひびきわたる辺境一帯。
川をはさむ荒野に暮色のせまる今この時。
秋の大気の中で耳を澄ませば、それらの音は大地を離がせてわき起こり、
やがて風に吹き流されて、雲のあわいに悲しく消えてゆく。
木の葉にしがみついている秋せみは鳴こうともせず、
山のねぐらへ帰る一羽の鳥はゆうゆうと飛び去ってゆく。
今の世はどこもかしこも鼓角の音ばかり。
私の道は結局どこへつづいているのだろう。
<End Formatted Translation>